あらすじ

靴修理の職人スミスさんのお店には、いろいろ な靴が持ち込まれます。

どの靴も人間の生活を支えるために、ボロボロになるまで、よく働いてきたので、それぞれ興味深い物語を秘めています。

スミスさんの仕事場では夜になると修理の順番を待つ靴たちが集会を開いて、身の上話を披露し合って楽しんでいました。

このことは、スミスさんをはじめ人間たちは誰も知りません。

ある日、タップダンサーに愛されていたタップシューズ「タップ君」が、お店に持ち込まれてきました。

｢タップ君｣は、自分の知らない靴たちの活躍を夜の集会で知って感動します。

でもタップ君の経験も他の靴たちにまけない波乱に富んだ不思議なものでした。

この映画は、タップダンサーがスミスさんの店に、｢タップ君｣を持ち込んだところから生まれたドラマチックなエピソードを、立体モデルアニメ ーションで描いた映像詩です。